2009年晩 冬から始まったレコーディング。メインのレコーディングでは終了直前が新月に収録されました。
これは月暦を見て決めたのではなく、ボーカル、ピアニスト、プロデューサー、三名のスケジュールの空いている日が たまたま新月 だったのです。
毎月、気づくと新月にレコーディングしていました。そして、示し合わせたかのように、最後のレコーディングは満月。
数ヶ月間かけてゆっくり進めた収録。自然のリズムに沿った、見えない計らいを感じずにいれません。
また、ジャケットは2009年5月16日に細~く美しい三日月とヴィーナス(金星)がランデブーしていた時の美しい宇宙の様子を描いたもの。
あれほど、美しいバランスは、今まで見たことがなく、車に乗りながら、宇宙を散歩しているような気分でした。
人間のバイオリズムは月の満ち欠けのエネルギーをしっかりと受けています。そのエネルギーがこのアルバムにも流れているのです。